政府は20日、12月の月例経済報告を発表し、景気の総括判断を2カ月ぶりに引き下げた。「緩やかに回復している」との骨格は維持したが、「輸出が引き続き弱含む中で、製造業を中心に弱さが一段と増している」とし、11月の「輸出を中心に弱さが長引いている」から表現を後退させた。

 米中貿易摩擦を背景とした中国経済の減速で、中国向けの自動車部品や設備投資用機械の輸出が弱い状態が続いていることを反映した。生産も落ち込んでいるため、個別項目の生産を「一段と弱含んでいる」と、11月の「このところ弱含んでいる」から下方修正した。

 一方、個人消費と、雇用情勢は判断を据え置いた。