農林水産省は20日、豚コレラ(CSF)対策の有識者会議を開き、豚へのワクチン接種を発生県に隣接する茨城、栃木、千葉、東京、神奈川、新潟、京都、奈良の8都府県にも拡大する方針を決めた。これらの地域は豚コレラ未発生だが、感染が波及する前にあらかじめ地域を広げて接種を進めておくことで、まん延防止を目指す。

 これにより、ワクチンの接種推奨地域は既に選定済みの12県を含めて計20都府県に拡大する。新たに追加された8都府県での接種開始時期については、東京、神奈川、新潟、京都、奈良が早ければ年内、茨城、栃木、千葉が来年2月以降との見通しを示した。