【シドニー共同】オーストラリアのモリソン首相は2日、外国による内政干渉を阻止するため、8780万豪ドル(約65億円)を投じて治安情報局「ASIO」を中心としたタスクフォースを発足させると発表した。国内で中国のスパイによる工作活動を巡る疑惑が相次いだことなどを重く見た措置。

 タスクフォースはASIOの幹部が主導し、内務省や連邦警察、金融取引報告・分析センターの専門官らで構成。情報を一元化し、工作指令の発信源特定などを目指す。訴追権限も持たせる。

 記者会見したモリソン首相は「外国による干渉はこの数年、進化を続ける脅威だった」とした。