【ワシントン共同】第2次大戦後に東西両陣営に分かれてにらみ合った米国とソ連の首脳が冷戦終結を宣言した1989年のマルタ会談から2日で30年。ベルリンの壁崩壊で始まった東欧社会主義陣営の大変革はソ連崩壊を招き、米国は「唯一の超大国」となったが、「米国第一」を掲げ同盟関係を軽視するトランプ大統領の登場により世界での指導的地位は低下しつつある。

 急速に台頭した中国が、混乱から立ち直ったロシアと共に米の権威に挑戦。多極化する世界は混迷し、新たな秩序は見えない状態だ。