【モスクワ共同】ロシアのボストーチヌイ宇宙基地の建設で大規模な汚職が相次ぎ、少なくとも110億ルーブル(約187億円)が詐取されたことが判明、プーチン大統領が激怒する事態になった。重要国家プロジェクトの大規模汚職は、ロシアの腐敗ぶりをあらためて裏付けた。

 「何十億ルーブルも盗まれたのに、一向に収まらない」。11月の政府会議でプーチン氏は怒りを爆発。これを受け、直後に捜査当局が汚職の規模を明らかにした。

 ロシアメディアによると、横領容疑などで140件以上が立件され、国営企業幹部ら32人が有罪判決。資材費などを水増し請求し、予算をだまし取る手口だった。