大阪府東大阪市の路上で、大阪地検がワゴン車で護送していた大植良太郎被告(42)=覚せい剤取締法違反(所持と使用)の罪などで公判中=が逃走した事件で、事務官2人が車外から押し戻し、1人は車内から腰縄を引っ張ったが逃げられたことが9日、大阪地検への取材で分かった。もみ合いになり、男性事務官2人が軽傷を負った。

 被告は3列シート車の3列目に座り、女性事務官が運転。2列目と3列目に男性事務官が乗っていた。被告の両隣に配置せず、車内で左手の手錠を外したが、地検は内規違反はないとしている。

 被告の右手首に手錠が残り、腰縄はつけたまま。地検と府警が行方を追っている。