山城がある全国の自治体が集まり、魅力発信や城の保全をテーマに話し合う「第26回全国山城サミット」が9日、岐阜県可児市で開かれた。同市のボランティア団体が城跡整備に取り組む様子が紹介されるなど17県27市町の担当者ら約千人が専門家の話に聞き入った。

 可児市内の美濃金山城跡、久々利城跡、今城跡にはそれぞれ民間のボランティア団体が週1回程度草刈りや山道の清掃をしている。

 滋賀県立大の中井均教授(考古学)は基調講演で「かつてはどの山城も雑木林だらけで山道も整備されていなかった。今、山城の研究や観光が盛んになっているのも自治体や地域住民の尽力のおかげ」と強調した。