台風19号に伴い宮城、新潟、長野3県で国が管理する堤防や河岸計6カ所が大規模の損壊により、再び強い雨に見舞われれば決壊しかねない状態だったことが9日、国土交通省への取材で分かった。後背に住宅地が広がる場所もあり、国管理河川で5県計12カ所に上った決壊箇所以外でも危険が迫っていた。既に6カ所とも土砂を積みコンクリートで覆う緊急復旧が完了し、当面の安全は確保できているという。

 国交省担当者は「決壊箇所がさらに増えれば被害が拡大する恐れがあった」としている。記録的な大雨に対するもろさが浮き彫りとなり、損壊が大きくなった原因究明と流域一帯の対策が求められそうだ。