【シドニー共同】オーストラリア東部ニューサウスウェールズ州で9日までに森林火災が相次ぎ、消防当局によると2人が死亡し、数人が行方不明となった。30人以上が負傷し、住宅も100戸以上が焼けた。当局は「前例のない規模」として警戒を呼び掛けた。

 南半球にあるオーストラリアでは例年、本格的な夏を前に気温が上がり乾燥が続くこの時期に森林火災や山火事が起きやすくなる。今年は特に乾燥した状態が続いていた。近年の高温や乾燥は気候変動の影響との指摘もある。

 ニューサウスウェールズ州では8日に各地で火災が発生し、一時、過去最多となる17カ所で緊急警報が発令された。