2016年の熊本地震で被災した熊本城で9日、地震で壊れた小天守(高さ約20メートル)のしゃちほこ2体のうち1体を復元し、屋根に設置した。もう1体も23日に置く予定で、小天守のしゃちほこは3年半ぶりに元の姿を取り戻すことになる。

 しゃちほこは高さ86センチ、重さ約70キロで、クレーンでつり上げる。隣の大天守(高さ約30メートル)は外観の修復を終えたが、小天守は損傷が激しく、現在も復旧工事が続く。

 熊本城は10月から、日時を限定して一般公開を始めた。大小の天守内部は21年春ごろに見学できる見通しで、城内の全ての工事が終わるのは37年ごろの予定だ。