関西電力役員らの金品受領問題を巡り、福井県高浜町の野瀬豊町長が9日までに共同通信のインタビューに応じ、関電側が手厚くもてなした元助役の森山栄治氏(故人)について「地元で大きな影響力があった」と述べた。地域対策を一手に担い、町長より発言力があったとされる点には「町のガバナンス(統治)がいびつだった」との認識を示した。

 野瀬町長は、森山氏が高浜原発3、4号機の誘致に「一定の役割を果たしたことは間違いない」とした上で、「1人で頑張って誘致できるものでもない」と強調。町長以上の力を持つようになった背景には「元助役の特異のキャラクターがあった」と推測した。