江藤拓農相は8日の閣議後の記者会見で、豚コレラ対策でワクチンを接種した豚の肉の出荷が15日以降に順次始まる見通しだと明らかにした。農林水産省は防衛省と連携し、新たな対策として野生イノシシ向けのワクチン入り餌を自衛隊のヘリコプターで空から山中に散布する計画も進める。

 厚生労働省の通知で、ワクチン接種後の経過を見るため、接種後20日間は食肉処理の際に必要な検査の手続きをしないことになっている。接種の早かった富山、石川、福井、岐阜、愛知、三重の6県の豚は、11月15日から検査手続きが可能になり、食肉処理場で処理して出荷ができる状態になるという。