JR四国が8日発表した2019年9月中間連結決算は純損益が12億円の黒字(前年同期は9億円の赤字)となり中間決算としては3年ぶりに黒字に転換した。売上高は前年同期比8・4%増の253億円だった。西日本豪雨による被災で収益が大きく落ち込んだ反動で改善した。ただ鉄道事業は大幅赤字が続いており経営安定基金の運用益も減少。本業がもうからない構造的な問題は解消していない。

 半井真司社長は「昨年の豪雨災害による減収は10億円。取り戻したかったが達成度は90%だ」と語った。今後に向けた増収策として、観光列車を核にした集客や、訪日外国人客のさらなる取り込みを挙げた。