衆院厚生労働委員会は8日、ハンセン病元患者家族に最大180万円を支給する補償法案と、名誉回復を盛り込んだハンセン病問題基本法改正案を委員長提案で衆院本会議に提出することを全会一致で決めた。早ければ12日の衆院本会議で可決後、参院審議を経て15日にも成立する見通し。

 加藤勝信厚労相は質疑で「私自ら先頭に立ち、円滑な施行に向けて万全の体制で取り組んでいきたい」と強調。また「家族関係の回復についても、ご家族や関係の皆さんの意見を伺いながら検討を進める」と述べた。

 厚労省幹部は補償対象の家族は約2万4千人、必要経費は約400億円になるとの試算を明らかにした。