リニア中央新幹線工事に伴う大井川の流量減少対策を巡り、JR東海と対立している静岡県の難波喬司副知事宛てに脅迫状が届いていたことが8日、捜査関係者への取材で分かった。県から告訴を受けた静岡中央署が脅迫容疑で捜査している。

 捜査関係者によると、脅迫状はリニア工事でJRと対立する県の姿勢を批判する内容。県によると、難波氏は国土交通省出身で2014年5月に副知事に就任。18年5月に再任された。リニア問題の実質的な責任者で、国交省やJRとの交渉に当たっている。

 リニアは27年開業予定の東京・品川―名古屋の沿線各都県で工事が進む中、静岡県内のみ本格着工できていない。