【北京、モスクワ共同】北朝鮮外務省の宋日昊大使は7日、談話を発表し、10月31日に発射した「超大型多連装ロケット砲」について日本が弾道ミサイルだとみなしていることに反発、安倍晋三首相を「俗物だ」と非難した。日本上空を通過するミサイル発射の可能性を示唆し、安倍政権を強く威嚇した。朝鮮中央通信が伝えた。

 日朝国交正常化交渉を担当してきた宋氏が対日非難の談話を出すのは異例。一方、日本政府は北朝鮮当局者が参加するモスクワでの国際会議に外務省幹部を派遣。非核化を巡る米朝交渉の行方や北朝鮮側の出方を探る考えだが、日朝対話は一層困難な情勢となった。