陸上自衛隊西部方面隊(熊本市)は7日、島しょ部への侵攻を想定した離島防衛訓練を大分県の日出生台演習場で実施し、報道陣に公開した。九州・沖縄各地で22日までに約1万7千人が参加する大規模演習の一環。実戦に近い状況を再現し、対処能力を高める狙い。

 演習場を一つの島に見立て、上陸してきた敵を迎え撃つ想定。地面を掘った陣地内で小銃を構えた隊員が周囲を警戒し、指揮所では師団長らが前線の部隊に無線で指示した。敵の侵入経路に地雷を設置したり、戦車で敵の装甲車両に向け空砲を撃ったりする手順も確認した。

 西部方面総監部の担当者は「隊員の能力を高めたい」と話した。