【テヘラン共同】イランは7日、米国の制裁強化に対抗する第4弾の措置として、イラン核合意の制限を逸脱し中部フォルドゥの地下施設でのウラン濃縮を再開した。核開発を拡大し、中部ナタンズと合わせ2施設で濃縮を行う核合意前の態勢に戻った。国際原子力機関(IAEA)査察官を立ち会わせたと透明性をアピールしたが、秘密性の高い地下施設での濃縮再開に国際社会の懸念は深刻化した。

 イラン原子力庁の報道官によると、六フッ化ウランのガスが遠心分離機に注入され、7日午前0時(日本時間同5時半)すぎにウラン濃縮を開始。9日朝までに原発燃料並みの4・5%程度の濃縮ウランを製造する。