【テヘラン共同】イランは6日、核合意を離脱し制裁を再開した米国への対抗措置として、中部フォルドゥの地下施設でウラン濃縮再開の準備に着手した。今年5月から段階的に進めてきた「合意違反」の第4弾で、核開発がさらに進展する。ロウハニ大統領は、合意が定めたイラン支援を実現させるため欧州などと交渉を続けると強調したが、各国からは批判が相次いだ。

 イラン原子力庁のカマルバンディ報道官によると、フォルドゥでの濃縮再開によって、低濃縮ウラン生産量は1日当たり計6キログラムに増加し、核合意以前の水準に近い値になる。濃縮活動の再開は7日午前0時(日本時間同5時半)の予定。