政府が年末に編成する2020年度当初予算案で、大規模災害など予測が難しい緊急事態に備える「予備費」を5千億円計上する方向で検討していることが6日、分かった。昨年の西日本豪雨や今年の台風19号など想定を超える災害が全国で頻発する中、臨機応変かつ迅速に財政出動できる態勢を整える狙い。

 5千億円は過去最高だった19年度当初予算と同規模で、多発する災害への対応も踏まえ、巨額予算を2年連続で計上する。予算案の柱の一つとして、年末の編成に向けて与党と調整する方針で、今後恒久化する可能性もある。