情報セキュリティー企業のトレンドマイクロは6日、海外拠点の従業員が顧客情報を不正に持ち出し、第三者に売却していたと発表した。同社は、情報流出があったのは米国、英国、ドイツなど8カ国の最大12万人に上るが、日本の製品利用者に被害はないと説明している。

 今年8月に顧客から、サポート窓口を装った詐欺被害を訴える連絡が同社にあり発覚した。捜査機関に通報するとともに内部調査を続けていたが、従業員が持ち出しに関与していたことが判明した。従業員はすでに解雇したという。

 同社は海外拠点の場所や詐欺被害があった国を明らかにしていない。