新国立競技場を設計した建築家の隈研吾氏は5日、東京都内の日本外国特派員協会で講演し、東京五輪のマラソンでゴール地点となる予定だった同競技場に選手が入ってくる光景を見たかったとして、札幌への移転決定について「すごく残念だ」と語った。

 五輪と開催都市との関係性にも言及。「マラソンは都市の一番美しいところを祝うイベント」と位置づけ、東京の観光名所を巡るコースでの開催がなくなり「ちょっと悲しいかな」とも述べた。

 隈氏は競技場周辺の明治神宮外苑のイチョウ並木をマラソン選手が走る姿を学生の頃から見て、応援していたという。