高知県沖の太平洋上で昨年12月、米軍岩国基地(山口県岩国市)所属の機体が墜落した事故で、防衛省は5日、関係自治体に米軍の調査結果を伝えた際、同基地所属の部隊で重大事故につながりかねない規則違反が横行していたことを詳細に説明していなかったと明らかにした。

 防衛省によると、米軍が9月26日に事故の報告書を公表したことを受け、10月中旬に高知県の他、広島、山口、沖縄の各県、岩国市などに各防衛局を通して概要を説明した。だが、規律違反は墜落事故の直接の要因ではなかったとして、積極的には取り上げていなかったという。