経済産業省は5日、千葉県を中心に大規模停電が長期化した台風15号を巡り、電柱などの強度基準見直しの具体策を検討する有識者作業部会の初会合を開いた。東京電力は電柱約2千本の倒壊原因は強風だけによるものではなく、風による倒木や飛来物、土砂崩れによるものだったと報告した。鉄塔は2基が倒壊したが、原因は調査中だとした。

 経産省は10月31日、大規模停電を検証する有識者作業部会で、強度を含めた基準の見直しを検討する方針を決めた。今回の作業部会は風速40メートルに耐えられることを求める国の強度基準の妥当性に加えて、森林の事前伐採などの対策を詳しく議論する。