北海道白老町に来年4月にオープンするアイヌ文化施設「民族共生象徴空間(ウポポイ)」に、全国12大学が保管するアイヌ民族の遺骨を集約することを受け、北海道大は5日、記者会見を開き、保管する遺骨のウポポイへの移送を始めたと明らかにし、「(保管方法が)アイヌの尊厳への適切な配慮を欠いており、真摯に反省している」との声明を発表した。

 北大は個体が特定できる遺骨942体と特定できない331箱を保管。個人や団体などから返還申請のあるものを除き移送する。笠原正典学長職務代理が読み上げた声明は「遺骨を1体ごとに保管、記録する体制がとられていなかった。極めて遺憾」とした。