【バンコク共同】中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)はタイで4日まで開かれたASEAN関連会合で、域内のインフラや交通網の整備と、中国の巨大経済圏構想「一帯一路」の一体化を進める姿勢を打ち出した。中国は米国との対立を踏まえ、経済支援を通じて東南アジア地域への影響力を強めたい考えだ。

 李克強首相とASEAN首脳の会議は3日、道路や港湾、空港などのインフラ整備や資金調達に関し、中国の積極的な支援を「奨励する」と明記した共同声明を採択した。物流や人の移動といった域内の連結性を高め、投資環境の整備を目指してきたASEANとの相乗効果を狙う。