富士フイルムホールディングスは5日、事務機器大手の米ゼロックスとの合弁会社である富士ゼロックスの株式25%を米ゼロックスから買い取り、富士ゼロックスを完全子会社化すると発表した。富士フイルムは今回の取引成立を条件に、米ゼロックスに対し提起していた損害賠償訴訟を取り下げ、交渉難航で膠着状態になっていた米ゼロックスの買収を断念する。

 米ゼロックスが保有する富士ゼロックスの株式などを総額23億ドル(約2530億円)で買い取る。5日に契約を締結しており、11月上旬の取引完了を予定している。