年内妥結が見送られた東アジア地域包括的経済連携(RCEP)交渉でインドが撤退を示唆したことについて、梶山弘志経済産業相は5日の閣議後記者会見で「(全参加国の)16カ国で2020年の署名を目指す考えを共有している」と述べた。菅義偉官房長官も記者会見で同様の見方を示し、インドを含めた枠組みで交渉を進める方針を強調した。

 梶山氏は「インドの離脱・撤退は事実確認できていない」とも述べ、来年中の署名を視野に交渉を主導する日本の立場を改めて表明した。茂木敏充外相も5日の閣議後会見で、課題解決に向けて「全ての交渉参加国がともに作業する」と訴えた。