昨年8月、自宅で知人の無職冨永昌一さん=当時(47)=を監禁、殺害したとして、殺人と逮捕監禁の罪に問われた無職田中啓広被告(39)=北九州市小倉南区=の裁判員裁判で、福岡地裁小倉支部は5日、懲役19年(求刑懲役20年)の判決を言い渡した。

 被告は殺意はなかったと主張したが、鈴嶋晋一裁判長は、数分間強い力で首を絞めていたとして殺意を認定。「被害者の生活態度に不満を持ち、身勝手な正義感を振りかざした。無抵抗の被害者を暴行しており、残忍で悪質だ」と述べた。