首里城(那覇市)の火災で沖縄県警は5日までに、正殿1階が火元とほぼ断定し、正殿の北東部分を中心に市消防局と合同で実況見分するなどして原因特定を進めている。

 捜査関係者らによると、発生直後に正殿1階で炎が噴き上がる映像が防犯カメラに記録されていた。映像や警備員らの証言から、県警は正殿正面から向かって左側裏手に当たる北東部から炎が上がったとみている。外部から侵入した形跡はなく、放火の可能性は低いとしている。

 県警と消防はこれまでに正殿北側から大型の電気系統設備を回収、火災との関連を調べている。北側で焼け落ちた瓦の撤去はほぼ終了した。