東京証券取引所が株式売買システム「アローヘッド」を刷新し、5日に初めての取引が行われた。注文処理速度を1・5倍にしたほか、株価の急変動を抑制する機能を盛り込み、取引の活性化と安定性の向上を図った。午前9時に予定通り売買が始まり、滞りなく注文を受け付けた。

 アローヘッドは2010年に導入され、証券市場の中枢システムとしての役割を担ってきた。15年に1回目の更新を実施、今回は約4年ぶりの見直しとなった。

 東証が注文を受け付けてから証券会社に応答するまでの時間をこれまでの0・3ミリ秒(ミリ秒は千分の1秒)から0・2ミリ秒に短縮。遅延を軽減して注文の滞留を防ぐ。