台風19号の大雨によって6人の死者が出た福島県郡山市などを管轄する郡山地方広域消防組合で通信指令部門の指揮を執った鈴木哲則主幹(51)が4日までに取材に応じ、被害が拡大した10月13日未明から朝にかけて1時間当たりで通常の20倍以上の救助要請があったと明らかにした。

 通報を受ける職員を2倍にするなどしていたが、現場の隊員の数が足りなかったり、洪水で移動に時間がかかったりして、13日未明から朝は通報を受けてもすぐに向かえない状態が続いた。

 同消防が通常受ける通報は平均すると1時間当たり3件ほど。13日未明から午前9時までは同70件前後の通報が入り続けた。