【バンコク共同】アジア開発銀行(ADB、本部マニラ)は4日、来年1月に退任する中尾武彦総裁(63)の後任として立候補したのは、日本政府が推薦する財務省前財務官の浅川雅嗣内閣官房参与(61)のみだったと発表した。事実上の信任投票を30日まで実施し、12月2日に結果を公表する。

 ADBによると、投票は加盟68カ国・地域が電子手続きで実施。ADBへの出資比率に応じて決まる「議決権」と投票総数の両方で過半数の賛成を得れば信任される。新総裁の就任は来年1月の見通し。

 浅川氏は財務省で国際畑が長く、ADBや国際通貨基金(IMF)への出向経験がある。