【バンコク共同】安倍晋三首相は4日、韓国の文在寅大統領と訪問先のタイの首都バンコク郊外で約10分間、言葉を交わした。両首脳が着席した形で対話したのは、昨年9月の米ニューヨーク以来で約1年1カ月ぶり。首相は、元徴用工訴訟問題について日韓請求権協定に基づく日本の原則的立場に変更はないと伝えた。韓国側によると、懸案は対話を通じて解決すべきだとの原則を確認。外交協議を通じた「実質的な関係進展」を図るとの認識を共有した。

 両首脳は通訳だけを交え一対一でやりとりした。接触は事前に予定されたものではなく、文氏の呼び掛けで実現した。