8月下旬の記録的大雨による佐賀県大町町の工場からの油流出被害で、流出元の佐賀鉄工所と被害農家側が30日、農業共済制度で補償されない被害分を鉄工所が負担し、見舞金として支払うことで大枠合意した。鉄工所は「農家の損失はカバーできる」としており、年内に支払う方針。

 町と鉄工所によると、油は約100ヘクタールに広がり、農地は約40ヘクタールに被害が出た。

 鉄工所によると、30日に説明会を開催し、16戸の農家が参加。農業共済制度では、平年の収穫量を基にコメは9割、大豆は7割が補償されるが、被害額のうちカバーされない分を鉄工所が負担する。