阪神大震災から来年1月で25年となるのを前に、遺族や被災者が体験を語るイベントが30日、神戸市中央区で開かれた。「市民語り部」となった約30人が参加し、「あの頃の記憶が薄れることはない」とそれぞれの思いを口にした。

 神戸市のボランティア団体「ひまわりの夢企画」が震災の継承を目的に主催した。内容は今後、冊子にまとめる。

 大阪市此花区の会社員山本真巨さん(33)は小学2年の時に神戸市兵庫区で被災し、同級生が犠牲となった。今年1月17日、母校の小学校での震災の講演会に招かれ、同級生の氏名が刻まれた慰霊碑を偶然発見。「忘れられていない」と胸が熱くなったという。