東日本大震災で被災した仙台市に、堤防機能を持つ全長10・2キロの「東部復興道路」が30日、全線開通した。高さ約6メートルの盛り土構造で、市沿岸部をほぼカバーするように海岸から約1キロを南北に縦断する。海岸、河川に整備された堤防とともに津波から町を守る。

 郡和子市長は開通式典で「まさに命の道、命の防波堤だ」と強調した。

 震災時、海岸から2~4キロを南北に走る「仙台東部道路」が津波を抑えたことを教訓に、海側(東)に並行する復興道路を造った。海岸堤防を越える津波が来ても、復興道路が受け止め、内陸側の家屋被害を低減する狙い。