【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)のミシェル次期大統領は29日、月末で退任するトゥスク大統領との引き継ぎ式で「欧州を雇用とイノベーションを伴うグリーン経済の世界的リーダーにしたい」と述べ、気候変動対策を重点課題に掲げて来月就任する次期欧州委員長と歩調を合わせる姿勢を明確にした。

 トゥスク氏は14年の就任直後からギリシャ財政危機、大規模テロ続発など数々の危機に見舞われた末、英国のEU離脱問題が起きたと振り返り「2人のドナルド(トランプ米大統領とトゥスク氏)がワシントンとブリュッセルの指導者になったことを“危機”に含める人もいる」と、ジョークで笑わせた。