【ワシントン共同】米エネルギー情報局(EIA)が29日発表した月間統計によると、9月の原油・石油製品の輸出量が輸入量を1日当たり8万9千バレル上回り、米国は純輸出国となった。新型原油シェールオイルの増産で輸出が拡大しているためで、EIAによると、月間で輸出が輸入を上回るのが確認できるのは、統計をとり始めた1949年以来70年ぶり。

 この傾向は続き、米国は2020年には年間でも原油・石油製品の純輸出国になる見通し。エネルギー市場で米国の存在感が高まり、原油価格を下押しする圧力になる。米国の中東への依存が減り、トランプ政権の外交戦略にも影響する可能性がある。