【ワシントン共同】米政府高官は29日、英国で12月3~4日に開かれる北大西洋条約機構(NATO)首脳会議へのトランプ大統領の出席について電話で記者会見した。高官は「中国はNATOの責任地域を含めた世界各地で影響力強化を目指している」と警戒感を示し、中国への対応が「大統領の優先課題になる」と述べた。

 NATOは創設70年を迎え、その役割が問われる中、トランプ政権は貿易摩擦や香港問題を抱える中国への対応を強化したい考えだ。ロシアの脅威への対処も主要テーマ。従来の同盟の在り方に懐疑的な姿勢のトランプ氏は防衛費の負担増加を加盟各国に重ねて要求する。