鼻水やたんなど粘液に含まれるインフルエンザウイルスは、アルコール消毒をしても効きにくいとの研究結果を、京都府立医大の広瀬亮平助教(感染病態学)らのチームが30日までに米科学誌の電子版に発表した。

 体内のウイルスは、せきやくしゃみの際に口や鼻を手で押さえたとき、粘液に混じって手に付着することが多い。広瀬助教は「手などを介した接触による感染の拡大を防ぐには、アルコール消毒だけでは不十分で、ウイルスを洗い流す手洗いが重要だ」と話し、病院や学校、会社や自宅での手洗いの励行を呼び掛けた。