紅葉の始まった奈良県桜井市の談山神社で3日「けまり祭」が催され、訪れた人らを楽しませた。藤原鎌足と中大兄皇子(天智天皇)が蹴鞠会で出会ったことが大化改新の発端になったという故事にちなみ、鎌足を祭る同神社が昭和の日と文化の日に催している。

 京都の保存会の人らが鮮やかな上衣や烏帽子姿で輪になり「アリ」「ヤ」「オウ」と声を掛け、パスを続けると歓声や拍手が湧いた。

 家族で訪れた埼玉県羽生市の公務員中山健士さん(54)は「実家は奈良だが初めて見た。優雅で良かった」とうれしそうだった。