朝鮮学校への名誉毀損罪に問われた「在日特権を許さない市民の会(在特会)」元幹部西村斉被告(51)に罰金50万円を言い渡した京都地裁判決を受け、学校側弁護団は29日、京都市で記者会見を開き「ヘイトスピーチに公益目的があると断言した最悪の判決だ」と批判した。

 被告側は同日、判決を不服とし控訴した。

 学校側の会見には、冨増四季弁護士や学校関係者らが出席。「判決が民族差別をなくす契機になると期待していた」「どう公益目的に結びつくのか分からない」などと落胆する声が相次いだ。

 判決は、被告の発言には、日本人拉致事件を明らかにするという公益目的があったと認定した。