読売新聞グループ本社の渡辺恒雄代表取締役主筆(93)は29日、中曽根康弘元首相の死去に関し「親の死と同様のショックです。あのような勉強家、読書家はほかに知らず、質素な生活に感銘していた。私にとって彼以上に敬愛した人物はいない」とのコメントを発表した。渡辺氏は政治記者として中曽根氏と長年にわたり親交を結び、極めて親しい関係にあった。

 渡辺氏は「私が平記者、中曽根さんが陣がさ代議士のころから、毎週土曜日に読書会をして、良書を読みあさった。夜2人で酒を飲むときも、話題は読書の話、政治の話ばかりだった」と交友関係を懐かしんだ。