2020年度が初回となる大学入学共通テストへの英語民間検定試験の導入を文部科学省が見送ったことを受け、学部入試を実施する国立大82校のうち80校が29日までに、同年度の一般選抜(一般入試)で、民間試験の受験を必須としない方針を公表した。共通テストへの導入見送り前は78校が使うとし、多くが出願時に民間試験の成績提出を義務付けていた。

 国立大の一般選抜は、大学入試センターが作成する共通テストと、大学独自の2次試験の結果で合否が決まる。民間試験導入を見送った文科省の決定にかかわらず、大学の判断で民間試験を組み込めるが、大部分が方針を転換した。