2020年東京五輪のマラソンや競歩、サッカーが行われる札幌市で29日、北海道警や市消防局などが札幌ドーム(同市豊平区)でテロを想定し、負傷者の救助や避難誘導などを訓練した。

 関係機関の連携強化が目的。ほかに函館市消防本部や旭川市消防本部などの職員も含め計170人以上が参加し、ドームでのイベント中に猛毒のサリンが2カ所でまかれたとの想定で、被害の拡散を防ぐため、サリンに見立てた液体を拭き取ったり、負傷者の救助や除染の手順を確認したりしていた。

 札幌市消防局の森下信也消防司令補は「こうした訓練を通して対応能力を向上させたい」と話した。