経済産業省が29日発表した10月の鉱工業生産指数速報(2015年=100、季節調整済み)は98・9となり、前月と比べ4・2%低下した。下げ幅は2018年1月以来、1年9カ月ぶりの大きさとなった。低下は2カ月ぶり。指数は16年5月以来、3年5カ月ぶりの水準に落ち込んだ。

 基調判断は「生産は弱含み」と据え置いた。今年8月の速報値以来「総じてみれば、生産はこのところ弱含み」としてきたが、一進一退で推移する傾向が弱まったとして、表現は修正した。

 9月に運搬用クレーンなどの大型受注案件があった反動に加え、台風19号などで工場の稼働に影響が出た。