衆院憲法審査会は28日、今国会3回目の自由討議を終えた。次回開催を巡り、与党は憲法改正手続きに関する国民投票法改正案の採決に応じるよう野党に重ねて要求した。佐藤勉・憲法審会長(自民党)は審査会後、改正案の実質審議が一度も実施されていない現状について記者団に「異常な状態」と苦言を呈した。

 次回憲法審は来月5日が定例日。立憲民主党などの野党側は(1)国民投票時の政党CM規制の議論(2)CM禁止を柱とする国民民主党提出の国民投票法改正案の提案理由説明(3)憲法が保障する「表現の自由」を巡る議論―を求め、折り合わなかった。