北海道の鈴木直道知事が29日の道議会の一般質問で、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致申請を見送る方針を表明する見通しであることが28日、道関係者への取材で分かった。自然環境への影響や道議会で過半数を占める自民党会派に慎重意見があるのを踏まえたもので、IR誘致を検討する自治体の判断に影響を与えそうだ。

 IRを巡っては、横浜市、大阪府・市、和歌山県、長崎県が既に誘致を正式に表明。北海道、東京都、千葉市、名古屋市の4自治体も国に「申請予定または検討中」と回答していた。

 優先候補地・苫小牧市の岩倉博文市長は「道の判断を見守るしかない」と述べた。