愛媛県警が7月、タクシーから現金などを盗んだ疑いで女子大学生を誤認逮捕した問題で、愛媛弁護士会の丸山征寿会長らは28日、捜査手法に抗議する声明文を県警本部に提出し、松山市内で記者会見した。

 声明では十分な裏付け捜査が行われないまま大学生を犯人と決めつけた取り調べが執拗に繰り返されたと指摘。県警は10月の記者会見で自白の強要を否定したが、丸山会長は「客観的な事実から見ると強要していたと評価するしかない」と話した。

 大学生の手記で捜査官が「自らの意思で話せ」と発言したとしていることについて、声明では「刑事弁護人の弁護活動を妨害するもので看過できない」とした。